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2016年03月02日

認知症列車事故判決「家族にとって救い」しかし、 誰が責任をとるのか?

認知症事故判決「家族にとって救い」しかし、 誰が責任をとるのか?
今日の朝日新聞の記事の見出しです。
これは、非常に深い問題であり、絶対に解決しなくてはならない問題でもある。
責任というのなら介護者にもその責はあるのだが、
介護していた者だけにその責を押し付けることは許されるべきではない。
そういう意味では、今回の判決は有意義なものだったと言える。
何度でも言うが、この問題は社会全体で捉えて行かなくてはならなくて、
社会全体をも巻き込まなくては、解決できない大問題
なのであります。
かといって、認知税を徴収するとかいうのは今のところ無しにしていただきたい。

何故かというと、今現在大震災復興税なるものを徴収しているのだが、
(自分は一期で5000円払っている)
市役所の納税課で、このお金はどこに行ってどのように使われているのか聞いてみた。
職員の的を得ない説明があることはあったのだが、
一向に要領を得ない答えだったので、
「分からなければ分からないと答えても構いません。」
と申し上げたところ、「実は知らないのです」という返事が返ってきた。
徴収側も使い道を知らないお金を、私たちは払っていたのです。
「そうですか、分かりました」と言って帰ってきましたが、
その時生まれた不信感を、自分は未だに拭い切れていません。
だから認知税の徴収は、今の税制では、
もしかしたら、無駄になるのではと思えてくるので、
今のところ無しにしていただきたいのです。
(一般会計に入れているのではという疑問が出てきた)
しかし、今回のように亡くなられた方に保障手当を出したり、
損害を被ったJR東海のような会社を助けたり、
介護する者の生活を保障したり、的確な用途に使うのであれば、有りです。

話が逸れてしまいましたが、誰が責任をとるのかということ、
自分はこう考えています。
JR東海の弁護士団が言っている「誰が損害の責任をとるのか?」と言うこと、
良く分かるし、権利の主張はなされた方がいいと思います。
だけど、民法だけしか見ていないし、
非常に視野の狭い発言だったと言えるでしょう。

今回の事を言えば、駅のホームから降りられる階段をなくしたり、
改札の方法を見直したり、踏切の安全確保に努めたり、
軌道上には侵入できないようにしたりと、
鉄道側にも立てる対策はいくらでもあったはず。
でも世の中そこまで進化していないので、考えていなかったよね。
いや、気づいてはいたが、知らないふりをしていたのかもしれない。
行政自体も対策が追い付いていないので、
今回は運行管理コストとしてあきらめていただく以外ないようです。

判決を生かすのはこれからです。
認知症者であっても、事故が起きにくい社会的設備の整備を考え、
マンパワーがそれを見守れるような、
社会の構築を考えるのが先決なのではないでしょうか。
もう、そういう時代に来ているのです。

認知症者の電車事故だけでも昨年22件起きています。
このままでは、もっと増えてしまうのは確実です。
鉄道だけではなく、町や村の環境と、人の教育が大事になります。
コミニュティ・タウンを作るのも一つの方法かと思います。
起きてしまったことに対してではなく、防ぐのです。
大事な命なんですから守らなくてはなりません。

彼ら認知症者は本当に弱い存在なのです。
だから本当に温かく見守れる、介護する者にも無理のない、
良い時代が来ることを期待しています。







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